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2008.08

北京オリンピック

世界中が見守る中、8月8日午後8時、北京オリンピック開会式が北京国家スタジアム「愛称:鳥の巣(Bird’s Nest)」(9万1000人収容)で行われました。

この壮大なスケールのセレモニーで980台の Martin MAC 2000 Wash、162台の Martin MAC 2000 XB Wash が使用され、そのほとんどはスタジアム屋根に、何百台かははアッパーバルコニーに設置されました。本イベントで使用されているムービングライトとしてはマーチン製品が最大の割合を占めています。またこれはマーチンにとっても、ひとつのイベントでは史上最多使用数でもあります。

8月24日の閉会式、9月6日~17日のパラリンピックでも使用される予定です。

ライティングデザイナー Sha Xiao Lan 氏インタービュー

開幕式と閉幕式のチーフライティングデザイナーに選ばれ、最も考慮したのは中国人だけではなく、世界中の人々に喜んで頂けるデザインにすることでした。特に西洋の人々がエレガントなパステルカラーを好むのに対して、中国人は強い色を好むという事が難題でした。

合計で前代未聞の2700台という多数のムービングライトが必要でしたので、多くの有名ブランドが入札に参加しましが、結果的にマーチン MAC 2000 Wash を選んだのは、かつてないほどの均一な染め具合と動作が最も安定していたのが理由です。また、動作スピードと正確さにも目を見張るものがありました。

開幕式では空前の1200台が使用されましたがその90%はパフォーマンスのエリアとスタジアムの天井及び客席用でした。残りの110台は客席のバックライト用として使用されました。

更に白色一つとっても洗練された様々な表現をすることが要求され、よく見るとお分かり頂けますが中国の風景画と活版印刷のシーンでは同じ白でも微妙な違いが表現されています。シルクロードのシーンでは砂漠の雰囲気を出すためにアンバーを用い、儀式と音楽のシーンでは皇帝の城を表現するロイヤルゴールドの色調で演出をしました。

MAC 2000 Wash でなければこれらのシーンは不可能だったでしょう。1200台がまるで1台の器具のように完璧に均一な染め上げ感と動きなのです。

マーチンのサポートネットワークは100%現場サポートを供給し、全社を挙げて今回のオリンピックが滞りなく円滑に進むようバックアップしています。

照明

北京オリンピック2008 開会式/閉会式

マーチン照明

980台 x MAC 2000 Wash
162台 x MAC 2000 XB Wash

ライティングデザイン

Sha Xiao Lan 氏

プログラマー

Feng Bin / Wu Guoquing / Huang Tao

コントロールシステム&ブロードキャストライティング

Paul Collison

フォロースポットコーラー

Xiao Lihe

ライティングアシスタント

Quan Xiaojie / Zhang Wei / Wang Zhiyi / Wang Tong / Ma Jiebo

ライティングプロダクション会社

CCTV – 中国中央テレビ

協力会社

Quan Jiang / Shang Hai Television / Gong Ti / Bei Ao / Feng Shang Shi Ji

プロジェクションプロダクション会社

Leifull Creative / Andre Verleger

プロジェクションオペレーター

Dennis Gardner / Stephen Kellaway

アシスタント

Zhang Shi Qian / Steven Cai / Zach